リアのみをソリッド化したCARRYME、エア入りのサドルカバーでも普通に走れました。
累積で40kmほど走ってみても、特に問題は感じません。
でも振動はエアタイヤよりはありますので、エアサスペンションシートポストを試させてもらいました。
DSCN0183
ZOOMから出ているものらしいですが、品番は覚えていません。

27.2mm→31.6mmのシムをつけて挿し込んでいます。
これをつけて走ってみたところ、お尻に感じる振動はほぼエアタイヤと同じになりました。

ただ問題が2つあります。

ひとつめは、折りたたみ時の高さが96cmだったのが103cmとなり、7cm増えてしまいます。
ロッカーに斜め入れするようなときはシートポストを抜く必要があります。
それに輪行袋によっては入らなくなります。
TIOGA COCOONならまだまだ大丈夫です。

ふたつめは、シム自体を抜くのが大変になります。
これは元から31.6mmのサスペンションシートポストを選べば問題はないと思います。

ここまででわかったリアソリッドの特性は以下のとおりです。

・パンクするのがほとんどリアばかりなので、パンクの心配がほぼなくなる。
・フロントは仮にパンクしても走れないほどにはならないので窮地に陥りにくい。
・グレーチングや踏み切りは降りた方が良い。雨のときは特に。
・ミリ単位の段差にうまくグリップしないので、路面によっては後輪だけ滑る感じがする。
・サスペンションシートポストかエアクッションサドルで振動はほぼ問題なくなる。

パンクしないように気をつけて、いつでも修理の都合がつくのであればエアがおすすめというところは変わりません。
しかし、パンクの心配を減らしたいならリアソリッドは思ったより使えるということになるようです。